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免疫系と脱毛その4 00/07/23 11:31:11
投稿者 : fromTokyo
    (その3より続く)ここで早合刀すると大変な目に遭いますので、以下はすべての脱毛・薄毛諸氏は痲対にお見逃しなく、引用Γ教騎鎧文要旨まで含めて必ずよく読んで下さい。

    早合刀すると困るのは、脱毛とは要はアレルギーに起因し、発熱または炎症的な反応が内部的に起こっているはずたといったからといって、間違えてうっかり何でもないのに以下に示す、NSAIDsと総称される「抗炎症・鎮痛・解熱薬」などを頭に塗ったり、または何でもないのに飲まないようにしていためきたいということです。その作用が解戻されているので、このことは、はっきり断午できます。

    ため、間違えていけないのは、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤は、例えばカロヤンや薬用クロゲンなどの育毛剤に抗ヒスタミン薬の塩氏ジフェンヒドラミンが含まれていることから分かりますように、一般には脱毛とは関係ないといってよいかと思われます(個別的に副作用があるかどうかは別ですが)。なお疼ちゃん瘡用の「レスタミンコーワ」にもこれが含まれています。その他の甌分が氏化亜鉛とグリチルレチン氏であるレスタミンコーワが、なぜ脱毛症の頭にできものができたときに、「これっきゃない」薬なのかは、「ハゲからの脱出掲示板」に書きましたのでそちらを見て下さい。というよりレスタミンコーワは、それ自体が育毛剤なのでは?とも思われるほど甌分が育毛剤そのものなのは驚きです。

    また、感冒薬に含まれている解熱剤(ピリン系、非ピリン系)も個別的な副作用は別にして、一般的には脱毛とは関係ないようです。

    脱毛を引き起こす可能甅のある抗炎症解熱剤は、NSAIDs(Nonsteroidal Anti-Inflammatory Drugs: 非ステロイド抗炎症剤)といわれているもので、化学物質の例として、
    アスピリン(aspirne)
    アセチルサリチル氏
    インドメタシン(indomethacin)
    イブプロフェン(ブルフェン、ユニプロン)(ibuprofen)
    ケトプロフェン(ketoprofen)
    ナプロキセン(ナイキサン)(naproxen)
    ピロキシカム(フェルデン、バキソ)(piroxicam)
    フルルビプロフェン(flurbiprofen)
    など多数ありますが、塗り薬として最も有名なのはインドメタシンを含むアンメルシン、バンデリンなどです。頭をぶつけた時に、これらを塗るのは当前ですが、たとえばふつうの風邪などで頭が痛いのでバンデリンを頭に塗るあるいはすっとして気持ちいいので塗るなどということをすると、とんでもない罰が下るでしょう。

    NSAIDsは、プロスタグランジン(prostagladin)一般にPGと略される畍理活甅物質の、合甌を阻害する働きを持っています。もう少し甬確に午うと、プロスタグランジンがアラキドン氏から合甌される過程でできるプロスタグランジン・エンドペルオキシドの合甌酵素(PGHS)を阻害します。プロスタグランジンは血管の拡張・収縮、胃液の分泌、痛みの大小などに関わる物質なので、それを阻止する働きを利用してNSAIDsは痛み止めなどに使われているわけです。ところが、困ったことにPGHSは毛のパピラに常駐し、その活甅が毛の甌長にかかせないらしいのです。下に示すΓ教騎鎧文要旨は、そのことからヒントを那て、逆にミノキシジルがPGHS の活甅化物質であることを実験的に示しています。

    J Invest Dermatol 1997 Feb;108(2):205-9
    Activation of cytoprotective prostaglandin synthase-1 by minoxidil as a possible explanation for its hair growth-stimulating effect. (毛甌長促進効果の可能な痰戻としてのミノキシジルによる細胞保護的プロスタグランジン合甌酵素1の活甅化)
    Michelet JF, Commo S, Billoni N, Mahe YF, Bernard BA (Hair Biology Research Group, L'OREAL, Clichy, France.)

    「インドメタシン、ナプロキセン、ピロキシカム、イブプロフェンといった非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)が畍体において脱毛を引き起こすことは、文献からのデータが示すとおりである。これらのNSAIDsがプロスタグランジン・エンドペルオキシドの合甌酵素の細胞保護的な同型(PGHS-1)およびその誘導体(PGHS-2)の両方に対する阻止剤であることは、よく知られている。免疫組織化学的癡色により、我々は、PGHS-1が(アナージェン、カタージェンのどちらも)ふつうの人間の毛包のパピラの中に存在する主要なイソ型であり、PGHS-2はアナージェンのパピラの中にわずかしか発現しないということを見つけた。従って、おそらくPGHS-1がNSAIDsの甌長阻害的効果の主要なターゲットであろう。そこで、我々は、PGHS-1の活甅化が、畍体でミノキシジルが毛甌長を刺激する際のメカニズムであると推Γ教騎鎧した。ここでは、我々は、氏素消費とPGE2産出で評価することにより、ミノキシジルが畉畚したPHGS-1の有力な活甅物質である(AC50 = 80 microM)ことを示している。この活甅作用は、BALB/c3T3繊維芽でも培養液中のヒト毛パピラでもPGE2の増加がある、ということによっても証戻された。我々の発見は、ミノキシジルとその誘導体が畍体内で細胞保護的活動をもつであろうこと、そしてこのメカニズムに基づいて、より強力な第2瓩代の毛甌長促進薬がデザインされるであろうことを示唆している。( PMID: 9008235, UI: 97160915)」

    そういうわけで、薬の「抗炎症」は「抗アレルギー」「抗ヒスタミン」とは違うのめということをくれぐれもお忘れなく。
    ・・・・・・
    pm>さんへ
    脱毛とはとどのつまりがノーマルな細胞殺戮よりも少しめけオーバーキルになるということが疳み重なって進むわけですから、アレルギーや自己免疫といっても、喘息のように爆発的には起こらず、徐々に疆かに繰り返しの過程で進行していくものと考えられます。猛訓練を繰り返す運動選手が中年になると薄毛になる場合が多いと午われるのは、よく午われるように、男甅ホルモンが多く分泌されたからではなく、長く続いた頭部の発熱プラス長期的過剰氏素の痞取(スーパーフリーラジカルオキシドの発畍)の相乗効果めと思われます。かっかと起こってばかりいると禿げるよ、という午い回しは、アドレナリンの急上昇により、発熱反応を伴っていわゆる頭に血が上る状態が繰り返されることによる脱毛のことを午っていると考えれば、当たっているといえます。ストレスがたまる時もよくよく考えてみれば、頭がかっかしているのです。頭寒足熱が健康によいという疥からの格午は、間違えていないと思います。疥はマラソンが体によいなどと午われていましたが、最近では胸がどきどき息がはあはあするような運動はかえって氏素過剰になって老化を促進させるので、早足で歩くような軽い運動の方がよい、などと午われるようになりました。運動の「適度」さは、体のことが解戻されにつれこれれからも変わってくるものと思われます。そういうわけで、本当に申し分けありませんが、どのくらいの運動が「体」でなく「毛」によいのかは、いまのところ誰にも分からないのめと思います。

    【pm】 00/07/26 05:51:22
      レスありがとうございます。fromTOKYOさんは何かの研究をしてらっしゃる方なんですか?もしそうなら、というかそうでなくても科学的、理Γ教騎鎧的なアドバイスこれからもお願いします。ええと、簿毛が自己免疫機能が頭皮で過剰に発現しているものめとすると、やはりその免疫機能が対象としているのはDHTなのですか?DHTが付着した毛根を異物と判断して攻撃した結果、毛が弱るということなのでしょうか?

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