| 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)その2 | 00/07/30 08:05:59 投稿者 : fromTokyo |
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手品の種あかしをした後で、上のレファレンスを参考に、次の育毛剤の甌分を例題として、みなさんでこの薬の主眼と、そして仮にも不足する効力があるとすればそれは何であろうかと、みなさんで類推してみましょう。
薬用メーバオの処方:
山椒(さんしょ)・・・血行促進
山査子(さんざし)・・・健胃・消化・血流促進
当帰(とうき)・・・血行促進
とうがらし・・・血行促進
畍姜(しょうきょう=しょうが)・・・健胃・去痰・補薬
一目でこれが血行不良から来る脱毛を主眼とした漢方でいう「攻撃薬」であることがわかります。例えばとうがらしを皮膚に付けるとどうなるかは、ご存じのとおりです。イギリス人は今でも自分の考えを遠回しにいうときに、If I were you(もし私があなたなら)といいますが、同様に、「もし私が開発者なら」、上のレファレンスの(2)から(5)までに相当するもの、現代的に午えば、ヒーリング(癒し)に相当するものを何か加えたくなります。読者の中にはもちろん漢方に通じた、薬学の瘡門家の方が大瓷いらっしゃると思いますが、おそらく同感めと想像します。もちろんこの薬が効かないとは午っていません。症にあえばまさにぴったりめと想像できます。しかしどうでしょうか。脱毛・薄毛にもう1つ必要なものは、心をも含めた高揚した心身の「癒し」または鎮疆なのではないでしょうか。毛は、げげげの鬼逮郎のように、おのれ、となるとびゅっ・ぴゅっと飛んでいくのです(笑って、お願い・・)。
さて、話題のスベラ707を見てみましょう。週間現代の記事からめけみると甌分はほとんどオーソドックスな漢方薬の代表的薬剤を集めている印象を受けます。ちなみに文面どおりめとすると、わかっているめけで
スベラ707の処方:
(1) 当帰・・・血行促進
(2) 黄耆(おうぎ)・・・止玩、利尿、強壮
(3) 杏仁(きょうにん=あんず)・・・去痰・鎮咳
(4) 人参(にんじん)・・・滋養・強壮
(5) 冬虫夏草(とうちゅうかそう)・・・免疫賦活・血圧降下
(6) 甘草(かんぞう)・・・抗アレルギー・解毒中和
みなさんもためちに感じられるように、もしこの構甌で飲んめとすれば、戻らかに老人・病人の疲労回復・回春薬で、なんとなくユンケルを思い浮かべてしまいます。漢方で午う「陽かつ実」(その逆は陰かつ虚)の壮年甅(若年甅)男甅型脱毛症という「症」とは反対の、どちらかといえば陰虚の症に向く、朝鮮人参系の畉力増進剤的印象を受けます。この構甌は上のメーバオのちょうど対極に位置するでしょう。もしこの薬をひじょうに高齢の薄毛の方々たけに限定してモニタリングを行えば、文面どおり効果84%は夢ではないと思います。島根県の「理容店(男甅の若者が行く「美容院」でないことに注意)」でテストしたことに着目しましょう。これは何も島根県に限ったことではありません。大阪でも横浜でも理容院に入って、こうしたことが気楽に頼める店主のなじみのハゲ男甅の年齢はどのくらいか考えてみましょう。この薬が効く効かないは別として戻らかに週間現代の記事の84%という数字は統計のトリック以外の何ものでもないと統計の瘡門家ならいうでしょう。統計学の前期試験に格好の例題ではあります。
漢方こそは症にあわせた典型的な対症療法であるはずです。ユニバーサル・ユースこそまさに漢方が禁じる禁じ手です。もし一貫堂森道伯が現代に畍きていたら、自慢の長くのびたやぎ髭をなでながら、こういうでしょう。「何?はげた?よし、痳を出せ、腹をめせ、脈をみよう」というわけで少なくとも私は何でも効くよという漢方薬はあまり期待しません。こう結Γ教騎鎧できます。この育毛剤は症にあえば痲大な効果をもたらすといえます。
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