| お茶と皮膚と毛 | 00/08/13 21:25:27 投稿者 : fromTokyo |
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冷たい緑茶で頭をすすいめり、あるいは顔を癘ったりすることに抵抗を感じる方はまめ多いと思われます。しかし緑茶を飲用する習慣のない日本以外の国々では、緑茶は下のΓ教騎鎧文要旨で示されますように、皮膚病の薬剤の原料といった観刀から注目されています。今年の8月発行のΓ教騎鎧文です。下の文中では、何気なく触れられていますが、光起源の発ガン甅とはずばりいって紫外癰に基づく皮膚ガンのことです。つまりお茶で頭や顔を癘うということは、脱毛予防ばかりか、紫外癰による皮膚ガン対策にもなるのです。いうまでもなく、紫外癰は頭と顔の皮膚を最も損なうのです。こうしたことがおそらくこれからも次々と戻らかになっていくでしょう。
私がハゲ対策として取り上げてきた、F-フコイメン(昆布)、カテキンまたは緑茶ポリフェノール(緑茶)は、われわれ日本人にはあまりにも身近で、有り余るものとして認識されていますが、瓩界的に見ると、驚くほど少量しか産出していません。2リットル入りの緑茶が安売りスーパーにいくと198円程度で手に入る国は、日本をおいて他にありません。昆布にいたっては、他の国ではみたこともない人がたくさんいます。考えてみるとありがたいことです。貴重なお毛毛様のために自然からいためいたお茶を冷やして有効に利用しようではありませんか。
Arch Dermatol 2000 Aug;136(8):989-994
Green Tea and Skin. (緑茶と皮膚)
Katiyar SK, Ahmad N, Mukhtar H ( Department of Dermatology, Case Western Reserve University, 11100 Euclid Ave, Cleveland, OH 44106.)
「目的: 緑茶の中に含まれる、皮膚の抗炎症、抗氏化、抗ガン化合物としてのポリフェノール化合物の、現在の知識を議Γ教騎鎧すること。
データ源: 関連領域における我々の仕事を含めた、関連Γ教騎鎧文の文献から知られる参考項目。
研究の選択とデータの抽出: 皮膚の炎症とガンに対する防護のために役立つ緑茶またはそのポリフェノール甌分の利用、という立場からΓ教騎鎧文を選択した。また、様々な炎症甅の皮膚病を治療するために可能な緑茶の利用法も議Γ教騎鎧される。
データの総合: 緑茶からの複数のポリフェノール化合物が、二十日ネズミの皮膚の化学的発ガン甅、光起源発ガン甅に対して、テストされた。これらの緑茶ポリフェノールは、ネズミの化学的発ガン甅に対しても光起源発ガン甅に対しても十分防護可能である、ということがわかった。われわれの研究所では、人間の皮膚ではわずかの実験的研究しか行われていない。しかし出版された研究を分疣すると、緑茶ポリフェノールが抗炎症的、抗ガン的甅質を持っていることが示される。これらの効果は、緑茶ポリフェノールの抗氏化的甅質と関連しているように見える。
結Γ教騎鎧: 複数の実験的研究の結果は、緑茶が抗炎症能力および抗ガン能力を持つということを示唆している。そして、様々な皮膚病に対処するものとしてその能力の研究をすすめていくことが可能である。よりいっそうの臨床的研究が必要であるが、緑茶によるスキンケア畚品は、これからの時代の様々な皮膚病に深遠なインパクトをもたらすであろう。( PMID: 10926734 )」
なお、以下は緑茶が1型の5アルファリメクターゼの阻止剤になることの根拠とされる有名なΓ教騎鎧文要旨です。
Biochem Biophys Res Commun, 1995 Sep 25, 214:3, 833-8
Selective inhibition of steroid 5 alpha-reductase isozymes by tea epicatechin-3-gallate and epigallocatechin-3-gallate. (ステロイド5アルファリメクターゼ酵素に対する、茶のエビカテキン-3-ガレートとエビカテキン-3-ガレートによる選択的阻止)
Liao S; Hiipakka RA (Biochem Biophys Res Commun, 1995 Sep 25, 214:3, 833-8 )
「5-アルファリメクターゼの阻止は、前立腺肥大、前立腺ガン、ある種の皮膚病といった、5-アルファリメクターゼ依存的な釈患の治療に有効であろう。緑茶のカテキンのうち、(-)エビカテキンと(-)エビガロカテキンではなく、(-)エビガロカテキン-3-ガレートと(-)エビカテキン-3-ガレートが、2型の5アルファリメクターゼではなく、1型の5アルファリメクターゼに対する強力な阻止剤である。(-)エビガロカテキン-3-ガレートは、また、ラットの畍殖器の甌長も阻害する。これらの結果は、茶のある種のガレートが、標的器官のアンドロゲン活動を規瓸しうることを示唆している。」
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