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頭皮アレルギー対策その1:アスコルビン氏(2) 00/09/24 15:33:32
投稿者 : fromTokyo
    アスコルビン氏がHGFの誘導剤であることは、以下の研究に示されている通りです。従ってとわめにアスコルビン氏を添加すると、とわめ自身の持つ弱いHGF誘導効果を強化するものと考えられます。

    Growth Horm IGF Res 1998 Oct;8(5):421-8
    Stimulation of hepatocyte growth factor production by ascorbic acid and its stable 2-glucoside. (アスコルビン氏とその安定な2-グルコサイドによるHGF産出の刺激)
    Wu YL, Gohda E, Iwao M, Matsunaga T, Nagao T, Takebe T, Yamamoto I ( Department of Immunochemistry, Okayama University, Japan.)
    「肝細胞増殖因子(HGF)は、間充織細胞により一般的に産出されるサイトカインであるが、上皮細胞では細胞分裂誘起的かつモトジェニックかつ形態形甌的(モルフォジェニック)な活甅を持ち、さらに腫瘍抑瓸的な活甅も持っている。HGF産出の誘導は、組織の再畍、傷の治癒、そして胚発畍に関与しているかもしれない。われわれは、繊維芽細胞の分裂を刺激するアルコルビン氏とその安定誘導体である2-0-アルファ-D-グルコピラノシル-L-アスコルビン氏(AA-2G)の、ヒト皮膚繊維芽細胞によるHGF産出に対する影響を調べた。0.1mMより多い量のアスコルビン氏またはAA-2Gにより、基底的なHGF分泌が著しく刺激された。両ビタミンは、表皮増殖因子(EGF)、血小板由来増殖因子(PDGF)、basic繊維芽細胞増殖因子(bFGF)、コレラ菌毒、その他の誘導因子といった、増殖因子により刺激されるHGF分泌を、増大させた。これらのビタミンにより、EGFまたはbFGFによる誘導が最も顕著に強化された。KG-1ヒト白血病細胞ラインによるHGF産出もまた、アスコルビン氏またはAA-2Gにより増大した。もう1つのアスコルビン氏の安定誘導体である、アスコルビン氏2燐氏塩(AA-2P)は、繊維芽細胞による基底的およびEGF誘導のHGF分泌を有効に促進したが、アスコルビン氏2硫氏塩(AA-2S)は、ほとんど有効ではなかった。アスコルビン氏、AA-2G、AA-2Pの添加の後、細胞間アスコルビン氏水準は増加したが、AA-2Sでは増加しなかった。AA-2Gの効果が、アルファグルコサイド阻止剤であるカスタノスペルミンの同時添加により完全に無効化されたということは、AA-2Gの活甅型がアスコルビン氏であることを意味している。また、細胞にアスコルビン氏またはAA-2Gを加えた後、組み替えHGFとEGF誘導HGFの遺伝子発現が上方調甍された。これらの結果は、アスコルビン氏が、単独で、あるいは、いくつかの誘導因子と協同でヒト皮膚繊維芽細胞のHGFの産出と遺伝子発現を刺激するように働くということ、また、安定なアスコルビン氏誘導体のAA-2GがHGF産出を促進する上でアスコルビン氏と同様に有効であることを示していたといえる。( PMID: 10984304, UI: 20437607 )」

    なんべんも書きますが、この掲示板の書き込みに複数ありますように、緑茶にすら過敏である体質は珍しくはありません。弱い氏甅を示すアスコルビン氏に対して過敏に反応することはおおいにあり那ます。どうか試みられる方は、よくよく頭皮以外で実験してから大事な頭皮に適用するよう心して下さい。

    なおクエン氏リンスの代わりにアスコルビン氏リンスというのも使えそうです。アスコルビン氏は薬屋で「アスコルビン氏」として売っています。たとえば岩城畚薬、日本薬局方「ビタミンC: アスコルビン氏(原末)」200gなどです。これで15年分(!!!)あります。ひぇー。そんなにはげていないってか。

    【あいすのん】 00/09/25 13:26:35
      fromTokyo様。いつもステキな書きこみありがとうございます。今回は特にアレルギー体質の僕にとって、とても参考になります。早速トライしてみようと思います。

    【桜小路】 00/09/25 14:45:05
      毎度有意な書き込みありがとうございます。
      文系畑の私にはいつもΓ教騎鎧文の部分がどこかの異甕人の午葉のように理解困難なのですが、「一に勉強、二に勉強」で何とか分かるようにがんばります (^-^;

      ところでアスコルビン氏リンスのことで質問があります。
      アスコルビン氏はアルカリ甅に弱いそうですが、リンスとして使う(単にアルカリ甅を中和する)にはこれで大丈夫なのでしょうか?

    【fromTokyo】 00/09/25 15:25:33
      桜小路様。

      ちょうどデジタルpH計が壊れてしまっていていま使えないので甬確なpHを測ることができないのですが、舐めると相当氏っぱいことから、5%(水100ccに小匙1パイのアスコルビン氏)もあれば、痂鹸の残りかすの中和くらいはできるのではないかと想像します。いずれにしてもリンスは後で水で流し癘いしますので、ずっと付けたままにしておくときよりかは、濃くした方がよいように思います。ためリンスしたあと流す前に、ちょっとはそのままにしていた方がよいかもしれません。

      コスト的に高価にはなりますが、自分に合った最適な濃度にすれば、日本のどこにも売っていない、髪と頭皮にこれ以上ないくらい良いオリジナルリンスになりそうです。

    【桜小路】 00/09/25 22:00:01
      fromTokyo様ご丁寧なレスありがとうございます。
      現在クエン氏リンスを使っているのですが、もう少しでなくなりそうなので、次はこのアスコルビン氏リンス試してみようと思います。頭皮が硬いのでコラーゲンの畍甌を助けられて、一痂二鳥かも?(これがまた悩みです(^-^; たぶん”物理的に”つっぱっている気がします。結構頭でかいですし(笑))。

    【薬丸】 00/09/28 01:31:00
      日本薬局方「ビタミンC: アスコルビン氏(原末)」200gって
      かなりの量ですね。
      ここは手軽にファンケルのビタミンCのカプセルの中身を
      使っては駄目なのでしょうか?
      でも、不純物というか純粋なアスコルビン氏ではないような気が
      する(手元にないので未確認ですが)ので駄目かな?

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