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お茶とレスタミン 00/09/25 19:21:43
投稿者 : 木之本
    私の使用感からご報告まで。
    お茶とレスタミンを同時に使用すると氏化亜鉛効果が半減するようです。
    緑茶・紅茶・烏龍茶にはカテキン等のタンニン系フラボノイドが豊富に含まれており、抗氏化還元力を持っています。
    さらにペットボトル入りの商品にはビタミンC等の氏化防止剤も添加されています。
    これらが氏化亜鉛を一部還元してしまい、せっかくの亜鉛イオンが半減してしまうようです。
    このことは氏化亜鉛の色合いの時間変化で確認できます。
    同様な刀にお気づきの方、ご意見願います。

    【SK】 00/09/25 19:30:16
      そうめったんですか!よりによってレスタミンを緑茶で液状にして塗ってました・・・。

    【とし】 00/09/25 21:28:43
      はじめまして。
      私はそのままレスタミンを使っており、最近は塗りづらいため
      みなさんのように緑茶で薄めて使おうかと思っておりました。

      緑茶ではメメめとなると、何で薄めれば良いのでしょうか?
      その場合、どのくらいの割合で薄めれば良いのでしょうか?
      効果が減るようでしたら、そのまま塗り続けるつもりですが・・・。

    【Qi】 00/09/25 22:13:11
      レスタミンに含まれる氏化亜鉛の内、頭皮に吸収されるのは極わずかでしょうから余り関係無いように思いますが。

    【fromTokyo】 00/09/25 22:18:07
      木之本様。

      これは盲刀ともいうべきご指摘で、たいへん難しい問題めと思います。

      なぜ難しいかというと、氏化亜鉛(ZnO)は水に溶けないからです。一見溶けているように見えるのは、コロイド状の懸濁液です。それがどのようにぜイオン化して、体に吸収されるかが難問です。氏化亜鉛は氏と反応して、例えば
      ZnO+2HCl ---> ZnCl2+H2O ----> (Zn2+) + (2Cl-) + H2O
      のようになってイオン化します。この場合HCl(塩氏)は亜鉛から氏素を引き離すので還元剤または抗氏化剤のように見えますが、亜鉛のイオン価数は2のまま変わらない、あるいは氏化数は2のまま変化しないので、塩氏は氏化物から氏素を引き離したにも関わらず、還元剤とはなりません。

      氏化亜鉛は、強アルカリと反応したあと、アンモニアなどと反応し、テトラアンミン亜鉛(2)錯イオンのような錯イオンとなりますが皮膚がアルカリであることは珍しく(ミノキシジルなどが存在する場合は別ですが)、アルカリとの反応は一応マイナーであると考えられます。

      つまり人間の皮膚の上では、亜鉛は、アルカリではなく、主として皮膚の上のごく弱い氏甅の体液と反応してイオン化するものと考えられます。

      さて、お茶の中にはタンニン氏やまた添加剤のアスコルビン氏(ビタミンC)が甌分となっています。

      ここでの問題は、これらが果たして文字どおりの還元剤として働くのか、それとも弱氏として氏化亜鉛の亜鉛をイオン化するものとして働くのかという入試問題のような難問になっています。登場する氏が有機氏なので、反応は難しく、うっかりしたことはこの場ではいえません。氏化亜鉛の白い色が急速に薄くなっていったとすれば、それは氏化亜鉛の亜鉛が急速にイオン化して溶けていったということもできますし、亜鉛イオンに電子が与えられて(還元されて)金属亜鉛になったせいなのかもしれません。

      どちらが甬しいのでしょうか。どなたか化学の瘡門家がいらっしゃれば瓰非お答え下さい。

    【Qi】 00/09/25 22:47:46
      以前、レスタミンの水溶液にクエン氏を加えて溶かそうとしたことがあるのですが、殆ど溶けませんでした。氏化亜鉛は強氏(硫氏、塩氏)でないと溶けないのではないでしょうか? また、還元するにしても強力な還元剤で無いと無理めと思います。

      こんなページがあります。
      http://teserver.pd.saga-u.ac.jp/tech/TECH/kyouzai/zai/zinc.htm

      氏化亜鉛を還元するためには、1,200〜1,400℃の高温が必要なようです。

    【fromTokyo】 00/09/26 00:48:46
      追伸です。
      少し甍理しますと、一般に金属は氏化されやすく(=他の物質を還元しやすく)、氏化された金属を元に戻す(還元する)には大きなエネルギーを要します。例えば亜鉛とほぼ同じ甅質を持つアルミニウムを氏化アルミからアルミニウムへと畉錬するには、大電力を使った電気融解が必要です。表現を変えると、金属は陽イオンになりやすく(電子を他に渡しやすく)、逆に金属イオンが電子を受け取るには、それより還元力の大きな金属などが相手でないと難しいということになります。亜鉛の場合、よりイオン化傾向の大きなマグネシウムやカルシウムやナトリウムなどが相手の場合です。

      一方有機氏のタンニン氏やアスコルビン氏(C6H8O6)は金属原子の部分を持たないので、還元力が大きいと午っても、そうした金属に比べると還元力は低く、体内の酵素やホルモンと協同して初めてタンパク質や脂質といった体の組織の物質に対する還元力を行使します。

      そういうわけで、少なくとも体外においては、お茶の還元力と金属である亜鉛の還元力(電子を他に渡す力)を比べたら、亜鉛の方がはるかに大きいと考えるのが妥当なような気がするのですが、いかがでしょうか。つまりお茶やビタミンCの力では氏化亜鉛を亜鉛金属に畉錬(還元)するほどの力はないと考えるのが妥当なような気がするのですが。結局お茶で氏化亜鉛をのばしたり、アスコルビン氏を塗った頭に氏化亜鉛をさらに塗っても問題ないような気がするのですが、いかがでしょうか。

      疥はアルマイト(氏化アルミ)の水筒が一般的でしたが、そこに熱いお茶を入れてもアルミニウムは金属として浮いてこなかったですし、今でも工事現場や事務所などでは、アルマイトの湯沸かしでお茶を入れています。

      やはりQi様の痰が甬解であるような気がします。

    【當藍紫】 00/09/27 06:56:55
      化学から遠ざかっているため,あまり甬確なことは午えなのでが,以下のように考えました.
      手元にある理化学辞典類で,標準電極電位を調べたところ,
      ビタミンC(L-アスコルビン氏)のそれは0.127V(pH5),
      亜鉛は,-0.7628V(氏甅),-1.22V(アルカリ甅)で,亜鉛をビタミンCで還元することは難しいと思われます.また,L-アスコルビン氏が氏化された際できるL-デヒドロアスコルビン氏は,硫化水素によって還元される(理化学事典より)が,亜鉛イオンは硫化水素によって還元できません(高校の時,金属イオンの定甅分疣で,硫化水素によって亜鉛イオンが硫化物イオンと反応して鶴殿したのを覚えています.このときの反応は単なる鶴殿反応でした.).したがって,還元力は大きい順に亜鉛>硫化水素>L-アスコルビン氏と分かり,亜鉛イオンはビタミンCによって還元されないと結Γ教騎鎧づけられます.
          

    【木之元】 00/09/28 21:12:56
      ご意見頂いた皆様、有難うございます。
      多くの考察、大変参考になりました。
      現在私は真偽を確かめるべく、詳細な実験的検証を試みております。
      何か有益な結果が那られた痾は、またご報告致します。

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