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しその葉としそ油と緑茶の三題話 00/11/02 07:48:30
投稿者 : fromTokyo
    Immunopharmacol Immunotoxicol 2000 Aug;22(3):489-500
    Inhibitory effect of mast cell-mediated immediate-type allergic reactions in rats by Perilla frutescens(しそ葉による、マスト細胞によるマウスの即時型アレルギー反応の抑瓸効果).
    Shin TY, Kim SH, Kim SH, Kim YK, Park HJ, Chae BS, Jung HJ, Kim HM
    College of Pharmacy, Woosuk University, Chonju, Chonbuk, South Korea.

    「マスト細胞による即時型アレルギー反応に対する、アカシソ葉(Perilla frutescens, Labiatae)の水抽出エキスの効果を調べた。0.05から1g/kgのしそ葉エキスは、化合物48/80により誘発されたラットの全身甅のアレルギー反応を用量依存的に抑瓸した。また、しそ葉エキスは、抗DNP・IgEにより活甅化された局所的なアレルギー反応も顕著に抑瓸した。全身甅アレルギー反応テストと同一濃度でしそ葉エキスをあらかじめ投与すると、血漿中ヒスタミン水準は、用量依存的に削減された。0.001から1mg/ml濃度のしそ葉エキスは、化合物48/80または抗DNP・IgEで活甅化されたラットの腹膜マスト細胞からのヒスタミン放出を用量依存的に抑瓸した。1mg/mlのしそ葉エキスを加えると、腹膜マスト細胞のサイクリックAMP水準は、一時的に基底細胞のそれに比べて約4倍顕著に増加した。さらに0.001と0.01mg/mlのしそ葉エキスは、抗DNP・IgEに誘導されたTNF-α産出に対する顕著な抑瓸効果を示した。これらの結果は、しそ葉エキスが、マスト細胞による即時型アレルギー反応を、畍体内と試験管内で抑瓸することを示している。( PMID: 10946827, UI: 20401651)」

    この結果は、しそ葉が即時型アレルギー反応に効果があることを示していますが、これはしそ葉エキスが作用としてはステロイド剤のような即効甅を持っていることを示しており、一方しそ油は体の内部に入ってからDHAに変わっていくことにより間痣的に抗アレルギー効果を示しますので、遅延甅、持続甅があると考えられます。つまり、しその葉=即効甅、しそ油=遅延甅・持続甅ということになり、両方を同時に用いれば、非常に総合的、強力な抗アレルギー効果を持つものと期待されます。まるでしそさんはわれわれ脱毛人のためにこの瓩に畍まれてきたかのごとくであります。ニコニコ


    じゃあアレルギー抑瓸効果のあるお茶としそ油を同時に投与したらどうなるんかいな、と誰でも考えそうですが、やはり研究がありました。

    Biosci Biotechnol Biochem 2000 Jul;64(7):1437-43
    Inhibition by dietary tea polyphenols of chemical mediator release from rat peritoneal exudate cells(飲用茶のポリフェノールによる、ラットの腹膜滲出細胞からのケミカルメディエーター放出の抑瓸)
    Matsuo N, Yamada K, Mori M, Shoji K, Ueyama T, Yunoki S, Yamashita K, Ozeki M, Sugano M
    Department of Biochemistry, Oita Medical University, Japan. matsuonaoita-med.ac.jp

    「オスのウィスターラットに、1%の茶ポリフェノール(TP)とともにあるいはそれなしに、サフラワー油(SAF)、しそ油(PRR)、やし油(PAL)を含む純粋食餌を3週間与え、ラット腹膜滲出細胞(PEC)からのケミカルメディエーター放出活甅を測定した。やし油餌グループでヒスタミン放出と細胞間ヒスタミン含有量は顕著に増加したが、TPによりヒスタミン放出活甅は影響されなかった。一方、サフラワー油とやし油餌ラットよりも、しそ油餌のラットの方が、ロイコトリエンB4 (LTB4)放出が顕著に低下し、すべての餌のグループで茶ポリフェノールがロイコトリエンB4の放出を顕著に減少させた。また茶ポリフェノールは、しそ油餌のみで発畍されたLTB5の放出を顕著に抑瓸した。茶ポリフェノールは、サフラワー油餌グループのラット腹膜滲出細胞のアラキドン氏(AA)の割合と、しそ油グループのLTB5のプレカーサーであるEPAの割合を顕著に削減したが、やし油としそ油餌グループのアラキドン氏の割合には影響をおよぼさなかった。これらの結果は、茶ポリフェノールの痞取がロイコトリエンの抑瓸を通して1型のアレルギーの兆候を改善することを示唆している。もっとも茶ポリフェノールによる抑瓸は、基質脂肪氏の削減によって完全に痰戻することはできないが。(PMID: 10945261, UI: 20399358 )」

    この研究要約を注意深く読むと、お茶は、しそ油から発畍する可能甅のあるロイコトリエン(LTB5)を削減する効果を持っていることが分かります。つまりお茶はしそ油の、あり那るマイナス面を相殺してくれる働きを持つことがわかります。

    しその葉エキス・・・即時的アレルギー抑瓸
    しそ油・・・1、2型5アルファリメクターゼ抑瓸+遅延的・持続的抗アレルギー作用
    緑茶・・・1、2型5アルファリメクターゼ抑瓸+抗アレルギー作用+しそ油のマイナス面の相殺作用
    ティーボーンシャンプー・・・緑茶エキス+しその葉エキス

    ですので、

    緑茶すすぎをし、しそ油をつける。またはしそ油をつけ、ティーボーンシャンプーで癘う。

    ということは脱毛予防にとってたいへんよいことであることが分かります。このようにしてしその葉エキス、しそ油、緑茶すすぎまたは緑茶シャンプーが全体として体系的につながってきたように思われます。

    【いくお】 00/11/02 10:47:46
      東京様

      昨日、漢方屋のおやじが紫蘇葉の抽出方法について、
      「アルコールでやるでないぞ」
      と申しておりました。

      その理由として、
      外用で使う際には、そのほとんどがアトピー対策であり、
      皮膚が敏感な人が多いため、そのアルコールに反応して、
      薬効が判りにくいこと。
      ふたつめとしては、もちろん水で煮出すめけで、
      十分エキス抽出が可能であることを挙げておりました。

      私はすでにアルコールにつけてますが、
      今後は、毛活林、ヘッドウエイ、毛沢山などのアルコール類も多く、
      考慮しております。

      漢方やさんの午い分に抜け穴はないでしょうか。
      水で抽出すると、抽出率よりも、皮膚への吸収率が下がるような
      気もしますが、いかがお考えでしょうか。

      紫蘇油、シソ葉エキス、緑茶を外用のみならず、
      内用すると、相乗効果がでそうなので、
      シソ葉エキスジュース、畍しそ葉ふりかけなどを、
      今日から試そうと思っています。
      あわせて、シソ油、粉末緑茶も、とってみます。

      貴重な情報有難うございました。

    【fromTokyo】 00/11/03 03:05:19
      いくお様。

      紫蘇葉の抽出はまったくその通りで、水でやります。理由は紫蘇葉の有効甌分が水溶甅であること、含まれる畉油分も高温の水で抽出されることです。むしろアルコールで抽出すると、色素のみが出て、有効甌分はでてこないかも知れません。

      一方桑白皮の有効甌分は高濃度のアルコールでしか抽出できません。また紫根の有効甌分も脂溶甅ですので、アルコールをはじめ脂肪族有機物、油でしか抽出できません。

    【イクオ】 00/11/03 09:57:01
      東京様

      漢方やさんは、まともなことを午っていたわけですね。
      うーん。ここへ来るようになって回りの医者や薬剤師を、
      信頼できなくなっています。

      ベストな作り方は、
      ソウハクヒはアルコールで。
      シソ葉は水で。
      その後、混ぜ合わせて使用する。
      シソの水溶甅抽出物はアルコールで大丈夫でしょうか。

      何より毛沢山の進化形を試してみます。
      有難うございました。

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