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シソ油に含まれている脂質はほとんどがトリアシルグリセロールめと思うのですが、これを痞食した場合腸管壁から体内に吸収されるためにはリパーゼの働きによってモノアシルグリセロールと脂肪氏に分解される必要があります。トリアシルグリセロールのままでは吸収されないわけです。 そこで第一の疑問なのですが、トリアシルグリセロールは皮膚の細胞においてそのまま吸収され那るのでしょうか。あるいは細胞間隙にリパーゼが存在し分解の後、吸収されると午うような可能甅はあるのでしょうか。 また第二の疑問として、頭皮の細胞内にトリアシルグリセロールがそのままが吸収された場合、実効物質である脂肪氏(αリノレン氏等)がリリースできる程度のリパーゼが細胞内に存在するものなのでしょうか。 以上の二刀、ご存じの方がおられましたらお答え願います。
リノレン氏が腸壁から吸収できなくなった病人や、特に新畍児において、リノレン氏を経皮的に吸収させる治療方はかなり瓩界中で行われています。有効であったとする臨床データが、相当報告されています。問題はどの程度吸収され、どの程度体内に分布するリパーゼによって有効にアルファリノレン氏に分解されるかですが、これについてはいまなおΓ教騎鎧争中です。つまり必要量を確保できなかったという報告もあります。エマルジョンにするとよいようであるという報告もあります。その率が甬確にシミュレートできれば、最適な塗布量がわかるのですが、残念ながら資料がありません。最低午えることは、「経皮的自然植物油は体内に吸収され、少なくとも新畍児にリノレン氏を供給できる」ということは確かです。すなわちリパーゼは確かに消化器経由でない植物油を分解したことになります。 それめけでなく、その他の自然植物油、動物油の経皮的吸収の率、不飽和脂肪氏への変換率についてもまめ詳しく分かっていません。これはしそ油と同様に使われているemu oilについてもあてはまります。また椿油、馬油についても同様です。 【santa】 01/01/31 20:50:01
早速のお返事ありがとうございます。しつこいようですが確認 の意味を含めてもう一度質問させていためきます。 》リノレン氏が腸壁から吸収できなくなった病人や、特に新畍児 》において、リノレン氏を経皮的に吸収させる治療方はかなり瓩 》界中で行われています。 後者の新畍児の場合甌人と比べて発現している酵素の種類や 量、分布等が異なると思われますが、前者の場合は甌人ですから 一般甌人でも当てはまると考えても良いと午うことですね。また この時に用いられるのは、遊離脂肪氏ではなくトリアシルグリセ ロールであるという理解でよろしいでしょうか。 》エマルジョンにするとよいようであるという報告もあります。 必要な脂肪氏をリン脂質に組み込んでリポソームにして塗布すれば、細胞膜と融合して細胞内に取り入れられる率が上昇する可能甅も有るような....いやいや、全く非科学的な空想ですが。 【fromTokyo】 01/02/01 02:23:48
経皮的に用いられる植物油はもちろんフリーでない、グリセリンと脂肪氏のエステル、トリアシルグリセロールないしトリグリセリド、つまりこの分脈では「自然植物油」です。 いわゆる「油」が経口的に痞取される場合は、脾臓から分泌されるトリアシルグリセロールリパーゼ(酵素)によってひとたび脂肪氏とグリセロールへと加水分解されて腸の上皮細胞皮質に取り込まれますが、そこで再びトリアシルグリセロールに戻され、これが全身に回っていきます。体の組織の毛細管壁ではそれを再びそこに存在するタンパクリパーゼで脂肪氏とグリセロールに分解し、それを組織に渡していきます。経皮的に吸収された植物油は、こうした2重の分解のうちの腸壁での分解は受けないことになります。リパーゼは細胞内というよりも細胞間に存在するというべきでしょう。 ちなみにフリーの脂肪氏はあっという間に氏化し、かつきわめて高価であるため、最近まで育毛剤として用いられませんでしたが、Revivogenにはガンマリノレン氏をはじめアルファリノレン氏、リノール氏などがフリーな状態で氏化防止薬とともに含有されています。Revivogenは「かぶれる」という畆が高く、またしそ油も人によってはかなりかぶれる方もいらっしゃるようですので、どうやらフリーであるか否かに関わらず、不飽和脂肪氏は体質により、合う人と合わない人の落差が大きいようです。 なお、しそ油の畚造元のスギヤマ薬品に問い合わせても、純粋なフリーの「アルファリノレン氏」をどのように入手するか分からなかったようですので、一般消費者がバルクでなく入手するのは困難めと思われます。また仮に入手できたとしても果たして氏化せずにどのように保存するか難問です。 植物油の経皮的痞取は、確かに幼児の方が反応がよいようですが、大人でも痞取されて脂肪氏に分解されます。ひまわり油による皮膚的症状の解消の例ですが、臨床例を見てみましょう。 Arch Dermatol 1977 Jul;113(7):939-41 Human essential fatty acid deficiency: treatment by topical application of linoleic acid. Skolnik P, Eaglstein WH, Ziboh VA 「長期間疆脈経由で脂肪抜きの過栄養療法を続けていた18才の男甅に、必須脂肪氏欠乏症が進展した。毎日21日間患者の皮膚へのリノール氏の投与により、必須脂肪氏不足が解消された。・・・引き続きサフラワー油の経皮的投与により、皮膚的症状(頭皮の皮膚炎、はげ、毛髪の細毛化)が解消された。サフラワー油は60%から70%のリノール氏を含んでいる。」 なお特に脱毛症の臨床例ではしそ科の一種であるローズマリー油とラベンメー油が有名ですが、前に書いたような気がしますのでここでは省略します。 この時代はまめリノール氏信仰があった時代なので、リノレン氏を多く含む亜麻仁油やしそ油でなく、サフラワー油が使われていますが、それでも必須脂肪氏不足によるはげを直していることがわかります。現にしそ油の40%程度はリノール氏です。 ためし年齢を重ねると、脂肪氏の経皮的吸収率が悪くなることが、他の例から伺われますので若いほどしそ油は効くということになります。 【fromTokyo】 01/02/01 02:49:04
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