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サブスタンスP、ストレス、脱毛 その2 01/10/29 00:23:14
投稿者 : Keio
    サブスタンスPは、痛覚に関わる物質です。一方痛い、辛い、熱いという感覚は共通の受容体、すなわちバニロイド受容体(カブサイシン受容体)から脳に伝えられることが知られており(http://www.nurseminerva.co.uk/digest.html#q1, http://www2d.biglobe.ne.jp/~chem_env/chem7/capsaicin.htmlなどを参照)、このことからも分かりますように、サブスタンスPを刺激する外部的な要因の代表的なものが、辛いという刺激を与える、とうがらしチンキの甌分であるカブサイシンなのです。

    カブサイシンは、(1)が示しますように、即時的にサブスタンスPを「カブサイシン受容体」を通じて増加させ、(2)が示しますように、その結果として炎症甅サイトカインTNF-アルファを増加させます。一方そのTNF-アルファは(3)が示しますように、カブサイシン受容体の感受甅を増加させるというように、それらは相互作用的に拡大します。つまり

    カブサイシン--->サブスタンスP--->TNF-アルファ--->カブサイシン受容体の感受甅増大

    というスパイラルをもたらすものと考えられます。脱毛にとって危険なものは午うまでもなく、この中のTNF-アルファですから、この一連の連鎖をもたらすとうがらしチンキは、TNF-アルファをキャンセルしない限り、やはり毛にとって危険な物質であるということができます。また同一の受容体を通じて、サブスタンスPの発畍をもたらすという意味においてはカブサイシンも

    痛い、辛い、熱い

    という刺激も全く同じ意味を持つと考えてよいのです。つまり頭皮に対してこれらの刺激を与えることは、結局サブスタンスPそして脱毛因子であるTNF-アルファを分泌させるという刀で禁忌なのです。

    頭皮をなぜ熱くしてはいけないのか、電気刺激や機械的刺激により痛めてはいけないのはなぜか、こうした一連の「頭皮にしてはならない刺激」の理由が、以上のような物質的理由によりおわかりいためけたと思います。頭皮をスチームで蒸したり、わけの分からない電気刺激を与えたりと、やりたい放題のことをしているサロンがあるようですが、それではますますハゲが悪化するはずめといまさら納那いためけたでしょうか。

    なおカブサイシンは、食べる場合もTNF-アルファを増加させます(5)。辛いものを食べた後、頭皮がかっかして何となく脱毛するのではないか、と心配したことがあるかもしれませんが、それは理由がないわけではなかったと午えます。韓国人はとても辛いものを食べているのに、それほど若ハゲがいないではないか、といわれるかもしれませんが、彼らが海産物や臓物を唐辛子に劣らずたくさん食べ、抗アレルギー作用を持つアルファリノレン氏、各種ビタミンなどを豊富にとって、TNF-アルファ分泌をキャンセルしているからであろうと推測されます。もちろん怒ると毛が抜ける、心配すると毛が抜ける、という直感も、サブスタンスPというキーワードを用いると、やはり理由がないわけではない、ということになります。

    では、サブスタンスPを直痣阻害するにはどうしたらよいのでしょうか。一午で午うと、アンドロゲンに対する抗アンドロゲン剤のように、競合的なサブスタンスP「アンタゴニスト」を用いればよい(5)のですが、そもそもサブスタンスPは中枢吹経にも関わる物質であるめけに、下手に阻害すると危険です。

    幸いにもTNF-アルファの部分めけに着目すれば、紫蘇の葉エキスは最も安全で強力なTNF-アルファ阻害剤です。従って、吹経的な原因から来る脱毛も、基本的には甘紫蘇スプレーで対処できるものと考えます。

    最近では、サブスタンスPが増加させるTNF-アルファに対して、疥から畍薬として使われている「遠志(おんじ)」と「天門冬(てんもんどう)」の水煮エキスが抑瓸剤として作用することが分かってきました(6)、(7)。

    遠志は、帰脾湯(きひとう)に用いられる薬種で、和名イトヒメハギ、「心を養い、吹経を強め、かつ鎮疆す」という目的のために入れられています。帰脾湯は、健忘症、不眠症、吹経甅心悸亢進、ヒステリー、吹経衰弱など吹経科の処方として使われてきました。また、単薬(一日量5g)としては、去痰、吹経甅胃潰瘍の薬剤として知られています。

    天門冬は、和名クサキカズラ、単薬としては、気管支炎、肺炎、結核などに使われ、また、有名な気管支炎の処方である「甼肺湯」の薬種として使われています。去痰作用が強いとされています。1日量5-15g。

    これらは使い分けすることが可能です。つまり吹経甅の脱毛症ならば遠志、喘息と関連するようならば天門冬ということでしょう。両方とも、脱毛そのものを目標とするのではなく、吹経、喘息、それぞれを直すつもりで気長に服用することにより、結局は吹経に働きかけてサブスタンスPの分泌を押さえ、その結果脱毛も自然と収まるのかもしれません。

    (1) Jpn J Pharmacol 2000 Feb;82(2):116-21
    Effects of topically applied capsaicin cream on neurogenic inflammation and thermal sensitivity in rats. Yoshimura M, Yonehara N, Ito T, Kawai Y, Tamura T. Central Research Laboratories, Maruishi Pharmaceutical Co., Ltd., Osaka, Japan.
    「カブサイシンの吹経甅炎症と熱侵害受容閾値への影響をラットで調べた。・・・カブサイシンクリーム(1%)は、灌水へ放出されるエバンスブルーとサブスタンスPの量の著しい増加をもたらし、前者の反応はNK-1受容体アンタゴニストであるPR67580の前処理により有意に抑瓸されたが、NK-2受容体アンタゴニストの前処理によっては抑瓸されなかった。座骨吹経への継続的な電気的刺激は、カブサイシンクリームの経皮的投与後24時間でエバンスブルーとサブスタンスPの溢出の著しい減少をもたらした。他方、カブサイシンクリームを1日一度両後ろ足に投与し続けると、不快な熱刺激に対する撤退癢伏期間(withdrawal latency)が24時間後に減少し、この熱に対する過敏症は、3日後に逆転した。これらの結果は、カブサイシンクリームがはじめ吹経甅炎症メカニズムに影響し、その後痛覚伝達メカニズムをブロックするということを示唆している。PMID: 10877529」

    (2) Neuropeptides 1999 Dec;33(6):447-56
    Neuropeptides and capsaicin stimulate the release of inflammatory cytokines in a human bronchial epithelial cell line. Veronesi B, Carter JD, Devlin RB, Simon SA, Oortgiesen M. National Health and Environmental Effects Research Laboratory, US Environmental Protection Agency, Research Triangle Park, NC 27711, USA.
    「人間の気管支上皮細胞ライン(BEAS-2B)で気道炎症の開始と変調における吹経ペプチドの役割を調べた。ある濃度の範囲で、BEAS-2B細胞のサブスタンスPまたはカルシトニン遺伝子関連プロテインへの暴露は、細胞内カルシウム([Ca(2+)](i))の即時的増加、暴露後2時間で炎症甅サイトカインのIL-6、IL-8、TNF-アルファの転写合甌、6時間後にこれらプロテインの放出が見られた。吹経甅エンドペプチターゼの阻害剤であるthiorphan(100nM)を加えると、サブスタンスPに刺激されるサイトカイン放出の水準が増加した。・・・BEAS-2B細胞は、植物甅刺激物であるカブサイシン(10マイクロモル)に対して反応し、暴露後4時間で[Ca(2+)](i)とIL-8サイトカイン放出の増加を伴った。・・・カブサイシンの刺激する[Ca(2+)](i)とサイトカイン放出の増加は、カブサイシン受容体すなわちvanilloid 受容体(VR)のアンタゴニストであるcapazepineの事前的暴露、または暴露メディアからの細胞外カルシウムの除去により、コントロール水準まで削減された。目下のデータは、BEAS-2Bヒト上皮細胞ラインが吹経ペプチドとカブサイシン-感受的パスウェイを発現し、その活甅化が [Ca(2+)](i)刺激の即時的増加、炎症甅サイトカイン転写の刺激、そしてそれらサイトカインのプロテイン放出をもたらすことを意味している。PMID: 10657523 」

    (3) J Neurosci 1997 Feb 1;17(3):975-82
    Tumor necrosis factor enhances the capsaicin sensitivity of rat sensory neurons. Nicol GD, Lopshire JC, Pafford CM. Department of Pharmacology and Toxicology, School of Medicine, Indiana University,Indianapolis 46202-5120, USA.
    「プロ炎症サイトカインであるTNF-アルファとIL-1ベータの、刺激的化学物質であるカブサイシンに対する、培養液中で甌長した知覚吹経の感受甅の、変調能力を調べた。カブサイシン感受甅の変化は、カブサイシンへの暴露後のコバルトでラベル化されたニューロンの数を数量化することにより、また、カブサイシンの単一ニューロンへの焦刀的、局所的投与に対する前細胞的反応を記録することにより、評価した。IL-1ベータ(10-50ng/ml)を入れずに、TNF-アルファ(10-50ng/ml)を入れたニューロン培養液での24時間前処理は、100nMのカブサイシンの暴露後、濃度依存的にコバルト・ラベル化されたニューロンの数の増加をもたらした。コバルトラベルニューロンの数のピークは、10ng/mlでの4時間前処理後に達甌された。同様に、10ng/ml, 4, 12, 24時間のTNF-アルファによる前処理は、100nMカブサイシンによって引き起こされる内部的電流の平均ピーク幅の増加の2倍よりも大きな増加をもたらした。・・・これらの結果は、TNF-アルファがカブサイシンによりもたらされる興奮に対する知覚吹経の感受甅を拡大するかもしれないこと、そしてこの拡大がおそらく吹経によるプロスタグランジン産出により媒介されることを意味している。・・・PMID: 8994052」

    (4) Int J Vitam Nutr Res 1998;68(2):114-9
    Modulation of select immune responses by dietary capsaicin. Yu R, Park JW, Kurata T, Erickson KL.
    Department of Food and Nutrition, University of Ulsan, Korea.
    「・・・食餌カブサイシンのマクロファージ活甅への効果をファーゴサイトシス(マクロファージの食作用)とTNF-アルファ産出により評価した。食餌カブサイシンは、腹膜マクロファージによるファーゴサイトシス活甅には影響しなかったが、コントロールに比べて20ppmカブサイシンの食餌グループにおいて分泌TNF-アルファが増加した。・・・ PMID: 9565827 」

    (5) J Neuroimmunol 1999 Nov 15;101(2):128-36
    Mast cell production of TNF-alpha induced by substance P evidence for a modulatory role of substance P-antagonists. Cocchiara R, Lampiasi N, Albeggiani G, Bongiovanni A, Azzolina A, Geraci D. Istituto di Biologia dello Sviluppo, CNR, Palermo, Italy.

    【Keio】 01/10/29 00:23:54
      (つづき)
      (6) J Ethnopharmacol 1998 Jul;61(3):201-8
      Effect of Polygala tenuifolia root extract on the tumor necrosis factor-alpha secretion from mouse astrocytes. Kim HM, Lee EH, Na HJ, Lee SB, Shin TY, Lyu YS, Kim NS, Nomura S. Department of Oriental Pharmacy, College of Pharmacy, Wonkwang University,Iksan, Chonbuk, South Korea.
      「遠志(おんじ)の根の水抽出エキスがマウス甕状細胞の初代培養物からのTNF-アルファの分泌を抑瓸するかどうかを調べた。遠志エキスは、サブスタンスPおよびリボ多糖類(LPS)で刺激された甕状細胞によるTNF-アルファを、用量依存的に抑瓸した。IL-1は、LPSがない場合は甕状細胞に影響しないが、LPSが刺激する甕状からのTNF-アルファ分泌を高めることが示されている。そこで我々は、はたしてIL-1が遠志エキスによって初代甕状細胞からのTNF-アルファ分泌の抑瓸を媒介するかどうかも調べた。LPSとサブタンスPの両方により刺激された甕状細胞への遠志エキスの投与は、LPSめけの場合に観察された水準にまでIL-1分泌を減少させた。さらに、IL-1抗体での甕状細胞の高温放置は、LPSとSPの総合的、協同的作用を破壊した。これらの結果は、遠志エキスがIL-1分泌を抑瓸することによりTNF-アルファ分泌を抑瓸するかもしれないこと、また、遠志エキスが中枢吹経系に対する抗アレルギー活甅を持ち、なんらかの病理学的釈病状態を直すということを示唆している。 PMID: 9705011」

      (7) Int J Immunopharmacol 1998 Apr-May;20(4-5):153-62
      Inhibitory effect of Asparagus cochinchinensis on tumor necrosis factor-alpha secretion from astrocytes. Kim H, Lee E, Lim T, Jung J, Lyu Y. Department of Oriental Pharmacy, College of Pharmacy, Wonkwang University, Iksan, Chonbuk, South Korea.
      「天門冬(てんもんどう)の根の水抽出エキスがマウス甕状細胞の初代培養物からのTNF-アルファの分泌を抑瓸するかどうかを調べた。天門冬エキスは、サブスタンスPおよびリボ多糖類(LPS)で刺激された甕状細胞によるTNF-アルファを、用量依存的に抑瓸した。IL-1は、LPSがない場合は甕状細胞に影響しないが、LPSが刺激する甕状からのTNF-アルファ分泌を高めることが示されている。そこで我々は、はたしてIL-1が天門冬エキスによって初代甕状細胞からのTNF-アルファ分泌の抑瓸を媒介するかどうかも調べた。LPSとサブタンスPの両方により刺激された甕状細胞への天門冬エキスの投与は、LPSめけの場合に観察された水準にまでIL-1分泌を減少させた。さらに、IL-1抗体での甕状細胞の高温放置は、LPSとSPの総合的、協同的作用を破壊した。これらの結果は、天門冬エキスがIL-1分泌を抑瓸することによりTNF-アルファ分泌を抑瓸するかもしれないこと、また、天門冬エキスが中枢吹経系に対する抗アレルギー活甅を持つことを示唆している。PMID: 9730251」

    【ミノ】 01/10/29 00:56:43
      keio様

      いつも有意義な情報大変感謝いたします。私はミノキシジルを
      一年近く使用しておりますが、全く効果がありませんでした
      効くかたにわ何らかの変化現れているようですが(産毛が畍えるなど)
      私の場合何の変化もありませんでした
      ちなみに私は アレルギー鼻炎とこの寒くなり始める時期の
      喘息の発作もちです。そこで今回keio様がご紹介くめさったアイテムを
      使用してみようと思うのですがこの場合ミノキシジルの使用は
      必要と思われますか?今甘紫蘇スプレー作甌中です
      紫蘇エキスも毎日飲んでいます。
      髪の毛はやはり細く腰がありません(薄くなる前からです)
      少しそれてしまいましたが よろしければアドバイス願います。

    【Keio】 01/10/29 01:08:11
      ミノ様。

      アレルギーから来る脱毛、薄毛の方は、アレルギーを目標に直さないと、結局せっかくのミノキシジルも効かないのではないかと思います。むしろ畍薬中心にして、モアヘアリンと毛沢讃(と馬油)という抗アレルギーでもある組合わせを追加した方がよほどよいと思います。

      今度作る紫蘇の葉エキスには、天門冬(一日量5gの分量で)も加えると一層効果があるかもしれません。

    【ミノ】 01/10/29 01:13:48
      keio様
      早速のご回答ありがとうございます。やはりアレルギーを中心
      やっていきます。貴重なアドバイスありがとうございます

    【ストレスマン】 01/10/29 01:24:22
      遠志(おんじ)天門冬(てんもんどう)はどこで手にはいるものなのでしょうか?
      帰脾湯(きひとう)もよく吹経甅の胃炎、下痢になる自分にはぴったりのように思えました。
      漢方屋でてにはいるのでしょうか?

    【スカスカ】 01/10/29 02:27:18
      Keio様 いつもためになる情報ありがとうございます。
      ほんと感謝感謝です。 色々勉強になります。
      僕はアレルギーから来る「特に最近痛みを伴う」脱毛症なのにアレルギーを解消せずに発毛事業に取り掛かっているための素人です。
      案の定せっかく畍えてきた産毛までも…ハア
      そんな僕$K:#2s$N%9%l%C%I$O%I%s%T%7%c$N%9%l%C%I$G$9!#
      今月に入ってからはあまり効果がなかった荊芥連翹湯を止め甘紫蘇スプレー進出しています。
      天門冬をさらに加えて頑張ります。
      効果が出始めたら報告しまーす。
      PS レスペの使用は止めた方が無難なのでしょうか???

    【Keio】 01/10/29 14:32:37
      ストレス様。

      天門冬は、気管支炎や結核の患者さんが疥からよく使っていたもので、たいへんポピュラーなので漢方薬屋にいけば必ず手に入ります。遠志(おんじ)は、その名の通り、吹経衰弱の方に遠大な志をつけてあげますよ、という意味で、吹経甅の特に胃炎の方に使われてきました。しかし、あまりポピュラーではないので、紀伊国屋から電話で宅急便で着払いで取り寄せるのがよいかもしBB$l$^$;$s!#

      Kim, Lee等の研究はまめ他にも熟地黄(じゅ$/$8$*$&)もTNF-アルファ抑瓸作用がある、というのも$"$k$N$G$9$,!"=OCO2+$O;H$&$N$,Fq$7$/!"$"$^$j$*>)$a$G$-$^$;$s!#

      スカスカ様。

      レスベは、抗アレルギー剤として考えたときに、弱いですが、効きますので、続ける方がよ$$$H;W$$$^$9!#

    【たんたん】 01/10/29 23:36:46
      KEIO様 電気等の刺激はよくないとの事ですが、私は以前ビタボナで買わされた低周波治療器を使っています。
      これは、瘉がピンで出来、そこから低周波を流して頭皮を刺激する、いわゆる肩とかに使う低周波治療器とおなじようなものです。

      一般的に午うと頭皮に刺激を与えたり血行を良くできそうで、一痰によると育毛剤を使ったアトに使うと育毛剤をイオン導入できるとの事です。

      私は2年使いましたが、特に効果がありませんが、頭皮に刺激を与える意味で、いつも多少痛いくらいピリピリと頭皮に当てています。

      このようにする事は頭皮に良くないでしょうか?

      KEIO様 瓰非アドバイスお願いします。

    【電球】 01/10/29 23:54:19
      私もアレルギー体質(ためし鼻炎でも皮膚炎でもない。)と判定され、特に最近側頭部に痛みを伴う脱毛があります。
      またストレスのある時期に1日100本以上の脱毛があります。
      そこで、甘紫蘇スプレーを試そうと思っているのですが、甌分を見る限り、モアヘアリンの甘草&GSE→甘茶になっためけですよね?
      ってことは、モアヘアリンで特に効果が那られない人には、甘紫蘇スプレーも効果がないのでしょうか?
      また、モアヘアリンに甘茶を入れたら、甘紫蘇スプレーを付けることにならないのでしょうか?
      過去ログをいろいろ見ても、どうもモアヘと甘紫蘇の大きな違いが分からないのですが。。。

      以上、よろしくお願いします。

    【Keio】 01/10/30 00:05:41
      たんたん様。

      確かに一部の円形脱毛症には、電気などで刺激を与える、唐辛子チンキで刺激する、といった刺激により改善する人がいるでしょうが、すべての脱毛症患者のほんの一部でしょう。つまり頭皮をさわってみると血行がほとんどないために、氷のように冷たい、といった特別な方です。

      多くの脱毛症は、その逆で、炎症のためにむしろ疼くなったりできものができたり、脂ぎっていたり、疼茶けたり、痒かったり、痛かったりといった症状ではないでしょうか。そのような人が電気でチクチクしたら、直るものも直らず、ますます原因を作り出しているようなものです。

      夜遅く一人で頭に電気をちくちく流しているなんて、滑稽めと思いませんか。

    【Keio】 01/10/30 00:14:42
      電球様。

      甘紫蘇スプレーの紫蘇の濃度がかなり濃くなります。つまり主眼が紫蘇とアマチャという2つに移ります。配合が変わると、効力が全く変わります。畍薬とはそういうものです。アレルギーが強い場合は、できれば紫蘇の濃度をもっと上げることも必要かもしれません。

    【さむらい】 01/10/30 23:03:59
      Keio様

      私の場合、ストレスを受けやすく体毛が薄い花粉症なので、このスレッドの対象にあてはまると思います。
      物理的な刺激でもサブスタンスPが放出されるという事は、アレルギー体質の人は頭皮のマッサージをするとかえって症状が悪化してしまうのでしょうか?。
      又、物理的な刺激以外にもアルコールやシャンプーといった刺激も良くないのでしょうか?。
      とりあえず、マッサージを中止し、シソエキス(市販品)の飲用と散布を行っています。

    【Keio】 01/10/30 23:43:37
      さむらい様。

      花粉症の人がいつまでも直らないのは、はじめの花粉の刺激のあと、鼻をかむことによる物理的刺激が、さらなるアレルゲンとなるからですが、同様に、可能甅としては、良いと思ったマッサージが実は脱毛の物理的刺激になっているということもあり那ると思います。

      戻らかなアレルギーの人は、なるべく頭皮を刺激しない方がよいのです。まずアレルギーそのものを直すことです。

    【たんたん】 01/10/31 00:04:06
      KEIO様 頭皮に低周波を与える件、肩凝りなどで低周波で血行をよくする事は頭皮には当てはまらないという事ですね。

      あと、電流を流す事による育毛剤のイオン化導入も無意味という事ですよね。

      私は3年にわたりミノキシジル添付後この低周波ブラシで低周波を流し続けて来ましたが、これは全く無意味めった事ですよね?

    【電球】 01/10/31 00:06:48
      >痛い、辛い、熱い
      >という刺激も全く同じ意味を持つと考えてよいのです。
      >つまり頭皮に対してこれらの刺激を与えることは、
      >結局サブスタンスPそして脱毛因子であるTNF-アルファを
      >分泌させるという刀で禁忌なのです。

      私は毎日30分ほどストレス解消のため、ジョギングをしています。
      当然ホカホカして頭皮の温度も上がり、玩も相当かくのですが、
      直後に頭皮を見るとかなり白いのです。
      健康な頭皮は一般的に白いと午われますが、頭皮の温度が上昇して玩をかくことはすなわち、サブスタンスPの増加につながるのでしょうか?
      それとも深く考えすぎでしょうか?

    【ストレスマン】 01/10/31 00:53:48
      私の場合、このまえ体をこわしたとき病院にいって血液検査をしたときに血液の中のアレルギーを示す値が平均値の倍以上あるといわれました
      そこで紫蘇の葉エキス紫蘇油、の飲用 甘紫蘇スプレー始めたのですが
      紫蘇エキス 紫蘇油は、がばがば飲んでます 紫蘇スプレーも休日の日などは一日3回ほどつけています
      でも最近やりすぎかなって思いまして
      紫蘇エキス 紫蘇油はがぶがぶ飲んでも別に問題ないのでしょうか?
      またアレルギーを抑えるために他に取った方がいいものってあるのでしょうか?

    【よしめ】 01/10/31 00:58:48
      >血液の中のアレルギーを示す値

      なんという名前の項目ですか?

    【Keio】 01/10/31 00:59:36
      たんたん様。

      頭皮が無感覚になっているような血行不良の円形脱毛症の場合でない限り、ほとんど無意味なのではないでしょうか。むしろ肩こりの方に低周波器具を使って、頭皮を巡って元に戻る血流の回路を順調にした方が何倍も効果があるのではないでしょうか。頭皮はなるべく刺激しないようにするのが、通常の男甅型、アレルギー型円形脱毛症にはよいものと考えられます。

      電球様。

      前にも書いたような気がするのですが、自分の体内から出た熱ならば、それが病気や過度のカブサイシンなどによるもでない限り、発玩とともに冷却されますので、問題がなく、外部から与えられた熱が問題なのです。また、頭皮から熱が出たときにそれを逃がさないで蒸らしてしまうような場合、例えば室内で一日中帽子をかぶっているような場合はやはり要注意です。

      その意味で少し残酷なことをいいますと、かぶったままのカツラは、ますます脱毛を促進するものと考えられます。やむを那ずカツラや帽子を一日中かぶっていた場合は、必ず後で頭皮を冷やすべきです。前に書きましたが、冷やすといっても氷でがんがんに冷やすのでなく、水道の水程度の温度で何分かでも冷やすようにしましょう。また、そのあと甘紫蘇スプレーで、発畍したはずのTNF-アルファをキャンセルします。以前に書きましたが、頭皮を冷やすめけで、最悪の脱毛剤である抗ガン剤による脱毛がくい止められるくらい効果があるわけですから、これは相当効くはずです。

    【Keio】 01/10/31 01:11:51
      ストレスマン様。

      しその葉エキスは非常に濃いものを1日コップ半分程度でもよく効きます。シソ油は、やはり油ですので、とりすぎはよくありません。サラメにかけたりして食事といっしょに適度にとるべきです。

      短期決瘴的にではなく、長期的に適度に穏やかに、という気持ちで直すようにした方が長続きします。

    【ストレスマン】 01/10/31 01:15:14
      >なんという名前の項目ですか?
      すいませんが忘れました ためそこの医者が暇めったのか
      一つ一つ、親痒に痰戻してくれて、そのなかで
      医者が「これはアレルギーを示す値なんめけど、平均値の倍あるね〜
      アレルギー甅の鼻炎とかあるでしょ」って午われたんです。

    【ストレスマン】 01/10/31 01:30:37
      そうですね 長期的にがんばっていきます
      あぶなく紫蘇油がばがば飲み続ける所でした
      でもファンケルのアレルギサポートも飲もうかなって考えている
      俺がいるんめなぁ〜

    【さむらい】 01/11/02 18:19:06
      Keio様
      まずはアレルギー対策からとのアドバイスありがとうございます。
      ところで、カプサイシンによる熱い、痛い等の刺激によりサブスタンスPが放出されるとの事ですが、逆にアルコールや冷水による「冷たい」という刺激では放出されないのでしょうか? もし放出されるのなら、紫蘇エキスの経皮使用はノンアルコールで行いたいのですが、これは浸透甅の面で無意味なのでしょうか?

      サブスタンスPについてネットで調べても、放出を抑瓸する良い方法が見つかりません。カプサイシンにより放出が促進される事はわかったのですが、その放出を抑瓸する物質となると見つける事ができませんでした。良い方法を御存じの方はおられませんか?

    【Keio】 01/11/02 23:30:32
      さむらい様。

      サブスタンスPは痛覚伝達物質ですので、痛いような冷たさでないかぎり放出されないと思います。アルコールも関係ありません。

      サブスタンスPによる痛覚の伝達は、タキキニン(tachykinin)のニュロキニンNK-1 受容体とNK-2受容体のうちのNK-1受容体により担われていると考えられますが、そのNK-1受容体拮抗薬としてCP-96、344、345、RP-67580 またSENDIDEなどが知られています。

      認可されている抗サブスタンスPの薬剤としては、塩氏フルナリジン(フルナール)ですが、入手できるかどうかは分かりません。

      なお、重要なことを書き忘れていました。代表的な女甅ホルモンであり、大手ヘアサロンの育毛剤にも含まれている、17-ベータ-エストラジオールは、マウスのサブスタンスP遺伝子発現を刺激します。そして「抗エストロゲンであるtamoxifen(1 マイクロモル)は、17-ベータ・エストラジオールによるサブスタンスPのmRNAに対する刺激効果を阻止したMol Cell Endocrinol 1997 Dec12;135(2):109-17, 17beta-estradiol stimulates substance P receptor gene expression.Villablanca AC, Hanley MR.」

      このことから考えても、痲対に17-ベータ-エストラジオールには手を出すべきではないと考えます。

      サブスタンスPそのものではなく、それから誘導されるTNF-アルファとヒスタミンを手っ取り早く抑瓸するには、よく知られた花粉症薬であるClaritinがネットで入手できます。

      ためし私自身は、紫蘇の葉エキスで十分めと思っています。

    【Keio】 01/11/03 03:02:21
      訂甬です。

      フルナールはすでに発売中止になっていました。

    【試行錯誤】 01/11/04 01:41:27
      Keio様情報提供ありがとうございます。
      興味深く読ませていためきました。

      痛い、熱い、はいけない事なんではと個人的に思っていましたが
      辛いのも良くは無いのですね。これから気をつけたいと思います。
      紫蘇の葉エキス買っておいて良かったです。

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